民主党の三井辨雄議員は、12日の衆議院厚生労働委員会で質問に立ち、医療費の患者3割負担に関して難病・長期入院者に配慮するよう求めた。厚労省の大塚保険局長は「工夫して、配慮します」と答弁した。
三井議員はまた、診療報酬改定で手術に関する施設基準について「99例の症例があっても、1例足りないとして3割削減するのか」と質した。大塚局長は、削減すると答えた。さらに三井議員は過疎地の医療実態に触れ、「防衛医大卒の自衛官を過疎地、無医村に研修の形で派遣できないか」と質した。防衛庁の田中参事官は「公的医療機関で研修をしており、僻地医療研修も全国で実施している」と答えた。
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