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2002/06/12
【衆院厚労委】水島議員、SIDSの診断基準を質す
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 民主党の水島広子議員は、12日の衆議院厚生労働委員会で質問に立ち、SIDS(乳幼児突然死症候群)の診断基準が現在バラバラであること、医師によっては無責任に診断し、事故死や虐待の隠蔽につながっていることを取り上げ、診断基準の統一と医師法21条の厳守を求めた。岩田雇用均等・児童家庭局長は「研究班を立ち上げ、基準を統一する」と答えた。

 水島議員はまた、「SIDS疑いの病名そのものがおかしい。排除病名なのでそれ以外の原因を排除するべき」と質した。坂口厚労相は「私もどうかなと思う。原因究明の研究も進め、明確になるようにしなければ」と答弁した。

 さらに水島議員は「心肺機能の蘇生術を一般の市民が行えるよう教育すべき」と質した。坂口厚労相は「市町村を含め、保健所だけでなく、学校も連携して進めることが大切」と答えた。

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