民主党の菅直人代表は6日午前、党本部の仕事始めの集まりに出席し、「4月には統一自治体選挙と衆参補欠選挙があり、また年内に99%衆議院の解散・総選挙がある。来年は参議院の改選の時期にもあたっている。2003年の政治決戦を勝ち抜いて、政権を取らない限り、民主党の時代はやってこない。『民主党のためのいい年』ということではなく、日本国民が新しい展望を持てるように、民主党がその役割を果たそう」と挨拶した。
菅代表はまた、20日に召集される通常国会に向けて、米国による軍事攻撃の可能性が強まっているイラク情勢や、国民の間で議論の分かれる教育基本法の改正問題などについても、「受けの姿勢ではなく、すべての政策で、逃げずに攻勢に転じる」と決意を表明した。
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