将来の民主党と日本を支える人材を育成しようと、党青年局主催の「DPJリーダーズスクール」が3,4の両日、民主党本部で開催され、北海道から九州まで200名の若者たちが集まった。
初日は、青年局長の浅尾慶一郎参議院議員が「構造改革って何だろう」というテーマで講演、続いて、鈴木寛参議院議員が「21世紀にむけた人づくり」と題して講演し、その内容を元に、政策作成のためのワークショップが開催され、数名ずつのグループに分かれて、「教科書の採択は誰がやるべきか」を約1時間議論。各グループの検討結果をフロアごとに発表し、その代表が全体集会でプレゼンテーションした。また、交流会では、「未来を創る仲間たちでつながろう」を合い言葉に、ゲームなどを楽しんだ。
2日目は、医師でもある櫻井充参議院議員が「私たちの将来と社会保障」と題して講演。その後、「外交政策」と「選挙講座」の2つの分科会に分かれた。
外交政策分科会では、藤田幸久前衆議院議員とアフガニスタン人のハジ・フセイン・ヒサール氏が「国際情勢最前線」と題して、テロ事件と予防・仲介外交、イスラム社会とアフガン難民の実情を紹介。その後、会場からの質疑応答を交えながら、トークセッションを行った。岩本司参議院議員が講師を務めた選挙講座では、「こうすれば広がる!サポーターの輪」とのテーマで、政治家志望の若者たちが、公職選挙法や参加型民主主義の手法を学んだ。
閉会式には石井一副代表が出席し、若者たちに熱いメッセージを送った。
民主党青年局では、今後もこのスクールを継続するとともに、地方での開催も検討している。
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