岡田克也幹事長は、2003年度活動方針案、統一自治体選挙・統一補欠選挙対策の取り組み案、決算・予算の3議案を報告・提案した。
このなかで岡田幹事長は「我が国にとって今年は非常に重要な年になるのではないか。改革は進んでおらず、また国際的には戦後作られてきた平和の維持と確保の仕組みが大きく変えられるのではないか。信頼をなくした自民党政治。小泉内閣になってもやはり変えられないことがはっきりしてきた。そのことを国民は理解している。政権交代の必要条件は十分にある。なぜ起きないか。それは我々に問題がある。民主党は単なる野党ではない。我々は次の与党であり、この国の政治を変えていく。そのための第1は、問題点を指摘し国会で闘い、政権交代の準備ができていることを示すことだ。第2は説明責任を果たす党であることを示す、つまり党改革だ。第3は春の地方選挙に勝ち、総選挙につなげること。国会開会からの70日から80日が民主党にとって極めて重要。国会の予算委員会での闘いで支持率を2桁近くに上げ、地方議会で議席を伸ばし、総選挙につなげる。民主党は自由で安心な社会の実現を目標に掲げて活動してきた。また、自民党より民主党が個々の議員では優れていることは定説になりつつある。実績を元に政権交代を実現することがこの1年の課題だ」と述べ、政権交代に向け強い決意を表明した。
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