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2003/01/21
「野党の審議拒否ありきの発言、冗談じゃない」野田国対委員長
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民主党の野田佳彦国会対策委員長は21日、国会内で記者会見し、小泉首相が「審議拒否があるとすれば、今国会の使命からして問題が多い」と野党を牽制する発言をしたことに対し、「とんでもない話だ。審議拒否を最初からするつもりはまったくない。あくまで堂々と論争するのがわれわれの大原則だ」ときっぱり反論するとともに、「逆に審議拒否をさせて、それを攻めたいのかなという何か願望を感じる」と批判した。

 野田国対委員長はまた、自民党の中川秀直国対委員長が、個人情報保護法案審議のための特別委員会を設置し、その委員長を自民党から出す考えを示したことについて、「衆議院内閣委員会での議論の積み重ねがあり、特別委員会の必要はまったくない」と反対する意向を表明。あわせて、「マスコミは、基本原則の適用を除外されたことで、危険水域から脱したかのような対応をしているが、まだまだ法案の欠陥は多々あり、正していかなくてはならない」と述べた。

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