民主党は21日の常任幹事会で、来年の参議院選挙の比例選挙区について、(1)定数48人に対して25人以上の候補を擁立する(2)地域重点型候補と全国集票型候補に大別して擁立を進める(3)党名選挙でなく個人名選挙を重視する−−という対策方針の骨格を了承した。
地域重点型候補は、衆議院のブロックのように全国を8ないし10程度のブロックに分け、それぞれに候補者を1人ずつ擁立するというもの。地域重点型候補と全国集票型候補の「タテヨコ並列」方式とすることで、それぞれの候補者の利点を活かした選挙戦をめざす考え。
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