第154回通常国会の会期末となった19日、衆議院本会議が開かれ、42日間(7月31日まで)の会期延長が与党の賛成多数で議決された。また、鈴木宗男議員のあっせん収賄容疑による逮捕許諾請求について、全会一致で承認した。
会期延長の採決に先だって、民主党の手塚仁雄議員が反対討論に立ち、数々の重要法案を場当たり的に提出し、成立させられないから延長を提起するという政府の姿勢を批判。また、会期延長案には内閣改造・党役員人事などをめぐる自民党内の思惑もからんでいることを指摘し、「一回閉会して出直すべきだ」と主張した。
採決では、自由、共産、社民の3党が欠席する中、与党の賛成多数で延長が決まった。
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