民主党の鳩山由紀夫代表は19日の定例会見で、国会会期の延長、鈴木宗男議員の疑惑解明問題について政府・与党の対応を批判した。
鳩山代表は今国会について、鈴木議員をはじめとする自民党議員の相次ぐ不祥事やスキャンダルによって必要な審議が進まなかったと指摘。にもかかわらず、国会会期の延長が強引に決定されたことについて、「なぜ150日間もあるのに、このような体たらくだったのか。その反省からスタートしなければならない」と政府・与党に猛省を求めた。
また、鈴木宗男議員のあっせん収賄疑惑による逮捕許諾請求が本会議で全会一致で議決され、鈴木議員への辞職勧告決議案の本会議上程についても与野党が合意したことに関連して、鳩山代表は、これまで決議案の上程を頑なに拒否してきた与党の無責任な対応を批判。鈴木議員の疑惑解明に対する与党の消極的な態度が会期延長につながったと指摘した。
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