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2002/06/21
鈴木議員辞職勧告決議案は民主党提案で起立採決に
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 鈴木宗男議員に対する辞職勧告決議案の採決方法が最終的に起立採決となったことについて、民主党の熊谷弘国会対策委員長は21日朝の定例記者会見の中で「自民党は、『全員賛成だから異議なし採決で行くべき』と主張していたが、民主党など野党は、各議員が自己の良心に従って投票し、国民にその投票行動を明らかにする責務があるとして記名投票を求めてきた。その間、綿貫衆議院議長から『採決方法で揉めるべきでない』、渡部副議長から『全会一致で記名投票を行った先例はない』とそれぞれ意見があり、現場レベルで協議した結果、最終的に民主党が起立採決を提案し、これが通った。起立採決であれば、各議員の投票行動は国民の前に明らかになる」と説明した。全会一致で「異議なし採決」でなく起立採決になった先例は、憲政史上数例あるという。

 熊谷国対委員長はまた、20日夜に衆議院議院運営委員会の与野党筆頭理事間でこの問題の協議が続いている中で、自民党の鳩山邦夫議運委員長が同委員長室で同党の小坂憲次議運委理事、公明党の東順治議運委理事らとビールを飲んでいた問題で、「議運委員長室を酒場にしているとは、鳩山邦夫委員長の品性、品格を問題にせざるを得ない。猛省を求める」と述べた。

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