健保法の一部改正など医療制度改革関連法案が衆議院本会議で21日審議・採決され、賛成281、反対124で可決された。自由、共産、社民の3党は欠席した。
採決に先だち、民主党・無所属クラブを代表して三井辨雄議員が反対討論を行った。三井議員は、14日の委員会について「当日の速記録を見れば、森委員長の発言や、採決部分は『聴取不能』となっている」と指摘し、委員会での強行採決は無効だと指摘した。
また、三井議員は「もはや自民党政権に医療制度改革ができないことが、明々白々、私たちに政権の座を明け渡し、真の国民のための医療制度改革の実現を急がなければならない」と総辞職・政権交代を求めるとともに、民主党提出の「患者の権利法案」と「失業者の医療保険負担を軽減する法案」の審議・採決を強く訴えた。
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