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2002/06/25
「帝京大と自民議員の癒着追及する」熊谷国対委員長
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 帝京大学関連財団が同大学医学部などの入学にからむ寄付金で70億円の所得隠しを行ったとして所得税法違反(脱税)容疑で東京国税局に摘発された問題で、民主党の熊谷弘国会対策委員長は25日、「この問題は、(民主党の)木下厚議員が昨年の臨時国会以来、予算委員会や決算行政監視委員会などで数多くの質疑を行ってきた問題で、相当に根が深く、広がりがある嫌な事件だ。しかも、この大学から献金や利益供与を受けている自民党議員が、松島みどり議員をはじめ数多くいることが判明している。今後、さらにきちんと国会の場で取り上げていく」と表明した。

 帝京大学をめぐる疑惑について木下議員は、2月15日の衆議院予算委員会、4月25日の同決算行政監視委員会などで、寄付金による不正入学、自民党の松島みどり議員と亀井静香議員への資金提供や過剰な便宜供与、系列宗教法人を通じた裏金のマネーロンダリングなどの疑惑について、内部告発情報なども示して文部科学省などに質し、同省も厳正に調査すると答えていた。

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