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2002/06/26
民主党訪問団、アフガン外相と会談 日本人ビザ即日発給が実現
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 カブールを訪問中の民主党調査ミッション(藤田幸久代表政策顧問、木俣佳丈参議院議員)は、アフガニスタン移行政権のアブドラ外相と約1時間にわたり会談した。会談で訪問団は、日本人に対するアフガニスタン入国ビザの発給に少なくとも数日かかっている現状の改善を要請。外相は、隣接国のパキスタン、イラン、アラブ首長国連邦の同国大使館で申請した日本人に対しては即日発給すると表明した。

 これまで、日本に大使館のないアフガニスタンへの入国ビザ発給申請は隣接国にある同国大使館等で行うしかなく、約1週間の待機を余儀なくされていた。訪問団は、こうしたビザ発給の遅延がアフガニスタン復興支援への障害にもなっている現状を、アフガニスタンで活動する日本のNGOの代表者らから聴取したことを踏まえ、その改善を外相に要請したもの。外相は、従来必要としていた大使館からの本国照会を省くことによって、ビザの即日発給を可能にする措置を決め、27日から実施するよう直ちに指示した。

 また、訪問団は同日、ファヒーム副大統領兼国防相、アシュラフガニ財務相、ブラヒミ国連事務総長特別代表とも個別に会談を行なった。

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