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2002/06/28
「カナナスキス・サミットは7−0で日本の完敗」菅幹事長
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 民主党の菅直人幹事長は28日定例の記者会見で、カナナスキス・サミットの経済会議において小泉首相が“日本経済は底を打って、改革はどんどん進んでいる”と述べたことを取り上げ、「しらけた答弁。現下の世界的経済状況および国内の株価や失業率から考えても失笑を買うものだ」とコメント。口先だけで具体的な改革を進められない首相を批判した。

 また菅幹事長は、与党内で来年4月に予定されているペイオフ全面解禁の延期を求める声が強まっていることについて、「延期をするのであれば、まず、財務大臣および首相がこれまでの金融政策が大失敗だったということを認め、責任を取って方向転換すべき」と小泉内閣の金融政策の無能さを指摘した。

 さらに郵政関連法案の修正を巡る動きについて、菅幹事長は「政府・与党の猿芝居だ。公社化法案は決して民営化法案ではない。ここで抵抗勢力に頑張ってもらい、適当に手打ちをして、抵抗勢力と戦った姿だけは見せておこうという小泉首相の意図が見え見えである」と一刀両断した。

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