昨年夏の九州・沖縄サミットをめぐる外務省のハイヤー代水増し請求疑惑で、16日、外務省の課長補佐ら同省職員2人と、ハイヤー会社幹部が逮捕された。 民主党ネクストキャビネットの伊藤英成外交・安全保障ネクスト大臣は同日談話を発表し、「計画的、組織的に行われ、外務省が常態的に経費水増しによる裏金つくりを行っていたことは明白である。まさに許し難い行為である」と厳しく批判。今回の事件を個人の犯罪としないよう求め、「外務省全体のモラルが問われている」と指摘した。