21世紀最初の国政選挙、そして小泉内閣発足後の初の国政選挙となった第19回参議院選挙が29日投開票された。
民主党は、小泉ブームの逆風の中、接戦を勝ち抜いて、公認候補では選挙区の18名、比例代表で8名の計26人が当選した。さらに選挙区で三重県で民主・自由・社民の3党が推薦した無所属候補と、岩手選挙区で民主党が推薦した自由党公認候補の2名が当選した。しかし、目標としていた参議院での与野党逆転はならなかった。
当選者は次の通り。
●選挙区選挙
<公認>
北海道選挙区(定数2) 小川 勝也(おがわ かつや)前職
宮城県選挙区(定数2) 岡崎 トミ子(おかざき とみこ) 前職
福島県選挙区(定数2) 和田 洋子(わだ ひろこ) 前職
茨城県選挙区(定数2) 小林 元(こばやし もと) 前職
栃木県選挙区(定数2) 谷 博之(たに ひろゆき) 新人
群馬県選挙区(定数2) 角田 義一(つのだ ぎいち) 前職
埼玉県選挙区(定数3) 山根 隆治(やまね りゅうじ) 新人
千葉県選挙区(定数2) 今泉 昭(いまいずみ あきら) 前職
神奈川県選挙区(定数3) 齋藤 勁(さいとう つよし) 前職
東京都選挙区(定数4) 鈴木 寛(すずき かん) 新人)
長野県選挙区(定数2) 羽田 雄一郎(はた ゆういちろう)前職
岐阜県選挙区(定数2) 平田 健二(ひらた けんじ)前職
静岡県選挙区(定数2) 榛葉 賀津也(しんば かづや)新人
愛知県選挙区(定数2) 大塚 耕平(おおつか こうへい)新人
京都府選挙区(定数2) 松井 孝治(まつい こうじ)新人
大阪府選挙区(定数3) 山本 孝史(やまもと たかし)新人
兵庫選挙区(定数2) 辻 泰弘(つじ やすひろ)新人
福岡県選挙区(定数2) 岩本 司(いわもと つかさ)新人
<推薦>
岩手県選挙区(定数1) 平野 達男(ひらの たつお)新人(自由党公認)
三重県選挙区(定数1) 高橋 千秋(たかはし ちあき)前職(無所属)
●比例代表
※五十音順
朝日 俊弘(あさひ としひろ) 前職 精神科医
池口 修次(いけぐち しゅうじ) 新人 自動車エンジニア
伊藤 基隆(いとう もとたか) 前職 参院財政金融委員長
大橋 巨泉(おおはし きょせん) 新人 会社社長
神本 美恵子(かみもと みえこ) 新人 元小学校教諭
佐藤 道夫(さとう みちお) 前職 元札幌高等検察庁検事長
藤原 正司(ふじわら まさし) 新人 電力会社社員
若林 秀樹(わかばやし ひでき) 新人 電機総研副所長
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