民主党『次の内閣』(ネクストキャビネット)は14日、年明け初めての閣議を行い、平成16年度民主党予算案について、フリーディスカッションを行った。
閣議では、藤井裕久ネクスト財務相と五十嵐文彦ネクスト経済財政・金融担当相から予算案の方向性について提起があり、これを受けて各大臣から活発な意見が出された。
閣議後の会見で枝野幸男政調会長は、(1)無責任な国債発行が限界に近づいているという認識をしっかりと示していく必要がある、(2)広い意味での規制改革、民間の活力を十分に引き出す施策が重要、(3)民間の活力を引き出す意味からも、セーフティネットを充実させるべき、といったおおよそ3つの方向性については、一致できたと述べた。『次の内閣』では、平成16年度民主党予算案について、来週の閣議でさらに具体的に議論を行うことにしている。
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