民主党の岡田克也幹事長は、16日の定例記者会見で通常国会に臨む民主党の姿勢について「対案を示し、比例第1党の2200万票、その背後にある国民の声を受け止め、議論していきたい」との基本姿勢を明らかにした。また、この国会の争点としてイラクへの自衛隊派遣、経済、改革などを挙げた。
イラクへの自衛隊派遣問題、イラク復興支援策について自民党大会で小泉首相が「一国平和主義に陥ってはいけない。国際協調が大切」と述べたことに関し、岡田幹事長は「何を言っているのかと聞きたい。そもそもイラク戦争は国際協調主義を破って、単独主義で始まったのではないか。小泉さんには、国際といえばアメリカしかないのではないか」と、厳しく批判した。
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