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2004/01/22
野田国対委員長、首相の答弁拒否を批判
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 民主党の野田佳彦国会対策委員長は22日午前の会見で、前日の衆議院本会議における小泉首相の答弁拒否について陳謝と追加答弁を求める考えを示すとともに、「今後も逃げる総理を執拗に追い詰める」と語った。
 
 野田委員長はまず、前日の民主党・松本剛明議員の代表質問に対する首相の答弁をめぐって議事が停滞した経緯を説明。首相が松本議員の再々質問に十分に答えず野党から抗議の声が挙がっている中で自民党の議事進行係が散会動議を出したため、中野寛成副議長が、異例ではあるものの衆院規則に則って起立採決を行ったとした。その上で、「不正常なのは国会運営ではなく、総理の意識の問題」とし、「こういう質問は委員会でやったら」などと発言したり、野党の議場交渉係に直接散会を指示するなどした首相の行為について「国会に対する軽視であり、侮辱である」と厳しく批判、当該の発言について議事録からの削除を求める意向を示した。

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