民主党の鳩山由紀夫代表は12日、米国で発生した大規模同時テロについて「テロリズムは人道と正義に反する行為であり、われわれはこれを許さない。世界が一致して暴力に屈することなく、テロに対し毅然として立ち向かうべきだ」との談話を発表した。
談話では、日本政府に「国内外のテロ波及など不測の事態に備え、危機管理に万全を期すべきだ」と求めた。
2001年9月12日
米国で発生した大規模連続テロ事件を非難する
民主党
代表 鳩山由紀夫
昨日(米国時間11日)来、米国各地で大規模連続テロによって多くの犠牲と被害が生じていることに対し、深い悲しみと強い憤りを禁じ得ない。民主党を代表して、米国国民及び日本の関係者の方々に対して、心からお見舞いを申し上げる。
テロリズムは、人道と正義に反する行為であり、我々はこれを許さない。世界が一致して、暴力に屈することなく、テロに対して毅然として立ち向かうべきである。
日本政府は、事件解決のため、米国政府に対して出来る限りの援助・協力を行なうべきである。民主党としてもあらゆる協力を惜しまない。
日本政府は、邦人救出のためにあらゆる手段を講ずるべきである。
日本政府は、国内外へのテロ波及等の不測の事態に備え、危機管理に万全を期するべきである。
以上
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