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2002/07/04
モンゴルの自然環境相が温暖化問題で協力要請
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 4日、来日中のウランバヤル・バルスボルド=モンゴル国自然環境相は、国会内で民主党の伊藤英成ネクストキャビネット(NC)外務・安全保障相、小宮山洋子NC環境相らと会い、深刻化する同国の温暖化問題について実情を説明、民主党から調査団を送るよう要請した。

 モンゴルはこの10年間で気温が劇的に変化している。1992年1月の最低気温は−28.6度だったが2001年には−39.8度へ低下、一方平均気温は92年6月の14.8度が01年6月には25.6度へ上昇、年間平均でも92年の−0.2度が01年には5.6度と5.8度も上がっている。このためモンゴルでは高原の砂漠化や永久凍土層が溶解するなど生活基盤が脅かされている。

 バルスボルド自然環境相は、日本政府に環境をモニターする「環境研究研修センター」設立への協力を求めていることを説明、モンゴルと日本の環境協力を支援してほしい、と要請した。また、少人数で良いから民主党からモンゴル温暖化の現状を調査する団を派遣するよう求めた。

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