民主党ネクストキャビネットは４日、長妻昭政調副会長から「産業活性化戦略――閉塞ＮＩＰＰＯＮからの脱却」について報告を受けた。

　冒頭、長妻議員は「政調会長のもと約２カ月間にわたり、これからの経済再生のためにはいかに産業を活性化させるかが課題であるという視点で検討してきた」とこれまでの経緯を紹介。その上で、戦略の柱として“生産性向上の両面戦略”“モノづくりＤＮＡ覚醒”“弱い部門の強化”を挙げ、具体策として（１）人的資源の活用策、（２）ベンチャー支援策、（３）企業活性化策、（４）競争促進策、（５）グローバル経済への対応策、の５点を説明した。

　今後、これらの具体的内容については、ＮＣ各担当大臣の意見を集約し党の方針としてまとめていくこととなった。