民主党は16日夕刻、党本部で両院議員総会を開き、9月に行われる党代表選挙のルールについての中央選管報告などを了承した。
両院総会の承認により、次期衆議院公認予定候補者は国会議員に準じる有権者となり、9月23日の代表選挙集会(臨時党大会)で直接投票に参加する。公認予定候補者の票の重み(ポイント)は国会議員の半分で1人1ポイント。代表選挙有権者に割り当てられるポイント配分とその比率は党員・サポーター320(39%)、自治体議員47(6%)、国会議員366(45%)、公認予定候補者78(10%)となる(7月16日現在)。
両院総会では、一部の議員から、党員・サポーターの郵便投票結果を国会議員等の直接投票に反映できるよう、郵便投票と直接投票の同時開票を定める代表選挙規則第12条第4項をただちに改正し、郵便投票を事前に開票すべきだとする意見が表明された。これに対し、選挙直前になってのルール変更は選挙への信頼を損なうなどの反対も出された。佐藤観樹両院総会長が、双方の意見を踏まえ、選挙後に再び議論することを提案し、了承された。
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