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2002/07/18
【参院厚労委】桜井議員、東京女子医大の悪質な事故隠しを追及
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 民主党の桜井充議員は18日、参議院厚生労働委員会で、東京女子医大での医療事故隠し問題について質問し、同大の今井名誉教授の参考人招致を求めた。

 桜井議員は「今井教授に手術を依頼する時は100万円出せと言われる、今井教授にカルテの改ざんを指示された、という話がある」と指摘し、事故隠しも組織ぐるみだったという見方を示した。坂口厚労相も「事実だとすれば大変なこと」と答えた。

 さらに桜井議員は、大学付属病院で問題が起きても、現行法では臨床研修病院からはずすことができない点を取り上げ、「研修機関の位置付けを考え直せ」と迫った。厚労相は「大学のあり方、医師を養成する大学としてふさわしいか、適切かどうかの問題」と答え、明言を避けた。

 桜井議員はまた、中国製ダイエット食品で死亡者が出ている問題を取り上げ、「BSEや、薬害エイズと同じ構造だ。なぜ注意喚起ですむと思ったのか。これまでの指導は適切だったのか」と質した。宮島医薬局長は「非承認薬品。個人輸入が多く、指導が個人まで行き届かなかった」と答えた。

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