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2002/07/22
【衆院予算委】仙谷議員、空虚な首相の経済構造改革を断罪
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 衆議院予算委員会が22日開かれ、民主党の仙谷由人議員が小泉首相に論戦を挑んだ。仙谷議員は首相の経済構造改革とは何かを改めて問い、「就任以来の経済データがことごとく悪化している。構造改革でどこにいくのか。失業率、金利などの目標は」と質した。

 首相は「2、3年は低成長は我慢。厳しいからこそ改革に立ち上がるべき。5年以降のプラス成長を目指す」と答えた。仙谷議員は「民主党が政権につけば、2年で3%成長、3%金利、3%失業率を実現する」と具体的な数字を対置。政権交代を通じた経済運営への自信を披瀝した。

 また、仙谷議員は為替レートの問題を取り上げ「通貨を戦略的な考えを持たずにいれば、産業の空洞化で職場がなくなる。人民元の問題は先進国共通の問題ではないか」と政府の通貨政策を質した。

 塩川財務相は「一番大事なことと認識している。為替の開放を中国に要求しており、“自由化推進に鋭意努力中、方向性は了解”との回答を得ている」と答えた。

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