民主党ネクストキャビネット(NC)は23日、「科学技術政策」について協議を行った。
科学技術政策担当の平野博文議員は「今後の科学技術政策を展望するとき、わが国に必要なのは、キャッチアップ型技術開発からの脱却と、世界の科学技術を牽引することを目指した明確な政策転換と戦略である」と述べた。
今後、岡田克也政調会長と中野寛成NC文部科学相、北橋健治NC経済産業相らに扱いを一任し、若干の修正を加えて発表することになった。
科学技術政策(案)の骨子は下記の通り。
1.国家戦略の立案と研究開発の支援
1)政策立案機能の一元化
2)予算配分
3)公的研究資金配分の排除
4)投資に対する評価の徹底
5)民間投資への支援
2.研究者の育成と研究環境の整備
1)基礎学力の向上と創造力の育成
2)若手研究者・外国人研究者の活躍のために
3)サイエンス・ドリームの確立
4)研究環境の改善
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