民主党ネクストキャビネット(NC)は23日、地方分権政策について集中審議を行った。
玄葉光一郎NC総務相は道州制について、10年間で3期に分けて移行を進めるとし、その際の国の役割について、1.財源の移譲、2.権限の移譲、3.国土利用・公共事業、4.社会保障、5.労働・雇用、6.教育、の6つの観点から説明した。
様々な議論がなされた中、強い道州をつくっていくというおおまかな考えはまとまったが、道州制のイメージに若干の開きがあったため、今後時間をかけて議論し、具体的地方分権政策をとりまとめていく方向となった。
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