参議院厚生労働委員会の23日の質疑で、民主党の大塚耕平議員が医療制度改革関連法案をめぐって質問に立ち、診療報酬の引き下げの根拠などを追及した。
大塚議員は、厚労省が「膨大な作業量」を理由に診療報酬引き下げの根拠となるデータの開示を拒否していることについて、「25%引き下げが薬価で1万強、50%下げが156項目あるが、これでは普通に考えれば成り立たない。マイナス2・7%の根拠となったデータがあるはず」と強く開示を迫った。大塚保険局長は「時間があれば、調査し出させる」と回答。
大塚議員はさらに、「最後の決裁の時の資料があるはず」と食い下がったが、局長は結局今日は示さなかった。
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