民主党の菅直人幹事長は25日昼、健保法改正案の廃案を求める連合の座り込み集会に駆けつけ、激励の挨拶を行った。
参議院厚生労働委員会で与党単独強行採決への動きが強まるなか、同日10時頃から衆議院第二議員会館前の歩道に組合員950人(主催者調べ)が各組合ののぼり旗をおし立てて座り込んだ。
集会で菅幹事長は、「負担だけをどんどん国民に押しつけ、構造的な改革は一切行わない、まさに公約違反そのものの法案だ。これを何としても阻止しなければならないと、野党4党で結束して立ち向かってきた。会期末も近づき、いよいよ小泉内閣そのものに断固とした行動をとるべきぎりぎりの段階を迎えている。連合の皆さんがこの雨のなかで座り込んでいる気持ちを私たち民主党も重く全面的に受け止め、最後の最後の最後の最後までこの健保法改悪案を廃案にさせるために全力で闘い抜く」と決意を述べ、組合員らを激励した。
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