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2002/07/31
「野党第一党の責務を果たした」両院議員総会で確認
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 第154回通常国会が閉会した31日、民主党本部で両院議員総会が行われた。

 冒頭、鳩山由紀夫代表は会期をふりかえって、小泉内閣の支持率を半分以下にまで落とさしめたのは自滅したのではなく、国対委員長はじめ両院議員が一丸となった民主党の厳しい追及によるものだと分析。出席した議員に感謝の意を表した。

 その上で、顔が見えないとの民主党に対する指摘は、国民から政権能力が問われていることの表れでもあるとし、自民党にはない政策と気迫を示していくためにも民主党の改革が必要であると指摘。その意味でも(民主党の顔を広く伝えることになる)代表選挙は大きな意味を持つとした。

 続いて、熊谷弘国会対策委員長が報告を行い、「大変長い国会を衆参の各議員が、努力とファイトで戦い、堂々と胸を張って、野党第一党としての責務を果たしたと自負している」と述べ、最後に「次期国会では与党を倒す」と宣言した。参議院の輿石東国対委員長は「熊谷国対委員長の指摘どおり、一致団結し、野党第一党としての責務を果たした。この言葉に尽きる」と切り出しつつも、次の臨時国会で待ったなしとなる有事関連法案や個人情報保護法案にどう対処していくか、きちんと整理することが必要だと提起した。

 菅直人幹事長は、党員・サポーター10万人達成の目標が5月末で達成されたことを報告。その目標をさらに20万人上乗せして30万人達成を目指すとし、「代表選への国民参加はもとより、民主党が国民参加の政党になっていく上で(党員・サポーター拡大は)大変重要な運動である」として、奮起を呼びかけた。

 最後に羽田孜特別代表が発言。今国会がこれほどまでにスキャンダルにまみれたのも、景気対策が進まないのも、自民党政権があまりにも長く続きすぎたからであると指弾し、「日本を救うためにも政権交代を実現しなければならない」と強い口調で訴えた。

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