トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2002/07/31
【参院本会議】民主党の提案実り、ホームレス自立支援法成立
記事を印刷する

 参議院本会議で7月31日、衆議院厚生労働委員長提出の「ホームレス自立支援特別措置法案」が全会一致で可決・成立した。

 ホームレス自立支援に関する立法は、急増するホームレスの自立を支援する措置が急務との観点で、まず民主党で鍵田節哉議員らが中心になって法案をまとめ、昨年の通常国会に提出。与党でも検討がなされ、民主党と与党、社民党の提出した動議により衆議院厚生労働委員長提出の法案となった。

 同法案は、自立の意思がありながらホームレスとなることを余儀なくされた人への自立支援・生活支援などに関し、国や地方自治体に財政措置を含む施策の実施を促そうというもの。就業機会や住居の確保、医療の提供、生活相談などの施策が盛り込まれている。10年間の時限立法。衆議院の委員会では、法律の運用にあたって人権に十分に配慮することを全会一致で決議している。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.