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2002/08/21
「鈴木議員の追起訴で自民党体質が問われる」鳩山代表
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 21日の定例記者会見で民主党の鳩山由紀夫代表は、北海道開発局発注の公共工事をめぐる汚職事件で同日、東京地検特捜部が元北海道開発庁長官の衆議院議員・鈴木宗男容疑者とその政策秘書を受託収賄罪で追起訴した件に言及。「ここまで罪を重ねてきたのはまさに自民党体質」と述べ、政権交代による政治の転換を強く呼びかけた。

 鈴木議員が林野庁の行政処分をめぐるあっせん収賄事件に続き2度目の起訴を受けたことについて、鳩山代表は「ここまで罪を重ねてきたのはまさに自民党体質に他ならない。自民党体質そのものが鈴木議員をして、あのような行為を行わせたのだ」と自民党政治そのものを厳しく批判。もう一度国民の世論を喚起し、鈴木議員を辞職に追い込んでいくとともに、歪んだ中央集権政治への大きな問題提起と理解し、国替えともいえる大変革を呼び起こしたい、と述べた。

 また、特捜部が鈴木議員に対し、3月に行われた衆議院予算委員会の証人喚問における議員証言法違反(偽証)容疑でも立件する方針であることについては、「私ども民主党がたびたび指摘してきた鈴木宗男議員の偽証がまさに裏付けられたことになる。こうした事態にあっては、予算委員会を早急に行うことが必要」として、閉会中審査を求めていく考えを示した。

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