民主党の北橋健治ネクストキャビネット(NC)経済産業相は22日、「民主党エネルギー基本政策(案)」をNCに報告し、了承された。
北橋NC経産相は「エネルギー基本政策においては、“地球環境保全”、“資源確保”、“経済発展”の3つの課題の同時達成が必要不可欠であり、具体的には規制緩和・競争促進、省エネ、クリーンエネルギーなど地球環境配慮、世界的規模の量的確保を重視する視点になる」と説明した。
民主党エネルギー基本政策(案)の概要は以下の通り。
○省エネ先進国日本――省エネ先進国として他国の模範に
○戦略的エネルギー政策――一元的行政機関の設置、基本計画を国会承認
○地球環境保全・省エネを国民運動に――COP3公約達成
○政策のプライオリティ――エネルギーコスト低減を一層重視
○クリーンエネルギーの推進――再生可能エネルギーなどを重視
○安全優先の原子力――安全性を最優先、慎重に推進
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