民主党の峰崎直樹ネクストキャビネット(NC)財務相は22日、「税制改革の基本構想 改訂版(案)」をNCに報告し、了承された。
冒頭、峰崎NC財務相は、改革を取り巻く情勢として国民意識の変化および少子・高齢社会への対応、資源循環型社会、企業・産業の競争力向上、国・地方の財政破綻への懸念の5点を指摘。これをふまえ「国民の自己決定を重視する税制、セーフティネットを安定的に維持する税制をめざし、活力ある社会・経済のための持続可能な財政と資源循環型社会を目指す環境税制を構築する」と説明した。
基本構想は、今後さらに様々な意見を反映させてとりまとめていくことになった。同案の概要は以下の通り。
1.地方分権に対応できる税制源配分
2.社会保障財源と税制の関係
3.環境税との創設と自動車関連税制の改革
4.基幹税目について
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