米国のアーミテージ国務副長官が27日、小泉首相や与党3党の幹事長と会い、米国が検討しているイラク攻撃について日本側の協力を求めたとされることに関し、民主党の鳩山由紀夫代表は28日、定例記者会見の中で、「昨年9月のテロ事件からイラク攻撃に一足飛びに向かうという米国の方針は、われわれの頭では理解できない。まずは国際的環境の中で平和裡に解決すべきで、イラク攻撃に協力を要請されても、慎重に行動すべきだ。テロ特措法によって日本が行動できるかどうかという議論以前の話だ」との見方を示した。