民主党の鳩山由紀夫代表は4日の定例記者会見で、同日日経平均株価が一時9000円を割り込んだ(8995円20銭、終値9075円9銭)ことに触れ、「小泉内閣の危機意識の欠如に市場が反応したものだ。金融の健全化にあらゆる手段をとるべきであり、閉会中であっても予算委員会で審議すべきである。われわれは金融再生ファイナルプランを持っており、これを実行すれば金融危機を解決できる」と述べた。また、秋の臨時国会は金融国会として行うべきとの考えを示した。
さらに、小泉首相が北朝鮮訪問の成果、民主党の代表選挙の結果になどよっては解散するのではないかとの質問に対して、「外交を道具に使うべきではない。しかし、野党第1党として、いつ解散があっても受けて立つ」と述べた。
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