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2002/09/06
4野党党首と小泉首相が首相訪朝に向け会談
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 小泉首相の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)訪問に向けて6日夕、野党4党の党首らと小泉首相が1時間近くにわたって党首会談を行った。

 会談後に党本部で記者会見した民主党の鳩山由紀夫代表は、小泉首相から「長年の懸案が山積している国との交渉は、トップ同士で話し合わない限り進展しない。拉致問題だけてなく、安全保障も含めて率直かつ包括的に議論してきたい」と訪朝の意図などの説明があったと報告。これに対して鳩山代表からは、首相の訪朝の決断を率直に評価する反面、首相が前のめりになるあまり、拉致問題や安全保障問題などで日本の国益を損なうことのないよう、毅然と交渉に臨むよう要請したという。

 鳩山代表はまた、米国が計画しているイラク攻撃について、少なくとも新たな国連決議もないままでの米国の攻撃は支持すべきでないこと、友人としての立場から米国に自制を求めるよう小泉首相に強く要請したことを報告。これに対して首相からは一切返答がなかったという。

 また、「新たな国連決議が出れば、民主党はイラク攻撃を支持するのか」との記者の問いに対して、鳩山代表は「今回のことについては、基本的に支持できない。少なくとも新たな決議は必要だが、それが出てもただちに支持はできない」との考えを表明した。

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