民主党の鳩山由紀夫代表は13日午前、ニューヨークで日米首脳会談が行われた直後に記者会見を行い、小泉首相がブッシュ大統領に対してイラク攻撃問題などで「毅然とした立場を示したかははなはだ疑問だ」と述べた。
鳩山代表はまず、今回の日米首脳会談が重要な会談であるにもかかわらず、その内容が十分に伝わっていないことに懸念を示し、「国民に対して説明責任を果たすべきだ」と指摘。イラク攻撃に関しては、米国に厳しく注文をつけるべきであったが、小泉首相が毅然とした立場を示したかははなはだ疑問だと分析。「武力行使を認める国連決議が最低限の条件であり、中東情勢への影響などを総合的に考慮して是非を判断すべきだ」と述べた。
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