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2002/09/30
「改造しても口先改革内閣の本質変わらず」鳩山代表
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 民主党の鳩山由紀夫代表は30日、同日に発表された小泉改造内閣の人事について「骨格は従来路線の継続であり、『口先改革内閣』の本質は変わらないのではないか。新しく生まれ変わった民主党としては、不良債権処理問題などで民主党の姿をしっかりアピールし、政権交代を実現していきたい」と記者団に語った。

 柳沢伯夫金融担当相が実質的に更迭され、竹中平蔵経済財政政策担当相が金融担当を兼任することについては、「総理が抜本的な不良債権処理策を本気でやる気があるのかどうかが1年前から試されていたのであり、大臣の首をすげ替えたから実行できるとは到底思えない。また、小泉総理は、なぜ(金融担当相を)替えたのか、なぜ(柳沢氏では)だめだったのかをはっきりさせるべきだ」と述べ、政策転換に疑問を呈した。

 鳩山代表はまた、川口順子外相と遠山敦子文部科学相が再任されたことについて「官僚の大臣への天下りが定着した」と不快感を表明した。

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