民主党の岩本司議員は参議院のイラク支援特別委員会で6日、自衛隊員に万が一のことがあった場合の対処、隊員の福利厚生などについて質した。
岩本議員は各国の対応を質した後、「事故死なのか、戦死なのか、その処遇を議論すべき」と提起した。これに対し石破防衛庁長官は「間違っても戦死との概念は使わない」と戦死ではないと答えた。また福利厚生について同長官は「教養、家族との連絡、体力練成、またメンタル面のケアを行う」と答えた。
岩本議員はさらに、派遣隊員が1月24日に現地警察を訪問した際にトランシーバを携帯していなかったことを取り上げ、事情を質した。石破長官は「連絡が取れるようにしておくのは当然。その時どうであったかは、確認する」と答えた。
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