民主党『次の内閣』(ネクストキャビネット)は18日、閣議を行った。
閣議ではまず、枝野幸男政調会長の提起を受け、鳥インフルエンザ対策特別委員会(委員長:枝野政調会長、事務局長:平岡秀夫政調副会長)の設置を確認。鳥インフルエンザ問題に関して、情報収集や政策対応にあたることとなった。
また、枝野政調会長より、先の衆院選で示したマニフェストで約束している法案について、可能なものはできるだけ早く議員立法という形で国会に提出するよう要請がなされた。
続いて、「国の行政運営の適正化のための公益通報に関する法律案」(通称「公益開示法案」)について大畠章宏ネクスト国家公安委員長より説明があり、再提出が了承された。閣議後の会見で枝野政調会長は、この公益開示法案について触れ、「民主党を中心に、野党がこの間積極的に進めてきたものであり、改めて再提出する。野党3党で共同提案できるのではないか」との見通しを示すとともに、「政府もわれわれのこうした動きに対応する形で寄ってきているが、公益に関わる内部告発こそ保護しなければならないという徹底した姿勢でやってきたことの一定の成果だと思っている」とコメントした。
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