民主党の菅直人代表は24日の定例記者会見で、同日に行なわれたアナン国連事務総長との会談について、「事務総長がイラク戦争にお墨付きを与えたかのようなことはない。むしろ民主党の考えに理解を示された」と述べ、一部の報道、政治家の言動を批判。「大義をはずれて行動することは国益を損なう」との考えを改めて強調した。
また菅代表は、政府の道路関係4公団民営化法案が事実上民営化を放棄した内容になったことに触れ、「恥じることを知らない総理だ。そもそも青木幹雄自民党参議院幹事長と組んで自民党の総裁になったことが改革を逆行させている最大の原因」と厳しく批判した。
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