民主党の全国幹事長・選挙責任者会議が6日午後、党本部で開かれ、夏の参議院選挙に向けて意思統一が図られた。
冒頭あいさつした菅代表は「参議院選挙は、小泉マニフェストが実行されたかどうか、政権そのものが問われる選挙になる。民主党にとっても、政権の頂上を目指して昨年の総選挙で8合目まで来たとすれば、さらに9合目、頂上に近づくのか、後退して7合目、6合目に戻るのかの戦い。次の衆議院選挙と一体となって戦われる選挙だ」と参議院選挙の意義を強調した。
続いて岡田克也幹事長から、党員・サポーター登録、収支報告書公開・外部監査についての提起・報告があり、若干の質疑の後確認された。
その後、岡田幹事長から「次期参議院選挙対策について」が報告された。この中で幹事長は「選挙区選挙でも自民党に負けない結果を出したい。3人区以上の選挙区では複数擁立・当選、2人区では確実な当選、北海道では複数擁立を目指す。問題の27ある1人区でも過半数の14を目標とする。3年前は2勝25敗だったが、今10人は当選が見込める。あと4か月の戦いで4は上積みできる」として、参議院選挙で第1党を目指す方針を改めて示した。「国民生活の安定をメインに」などの意見が出された後、確認された。
会議の後、公職選挙法の研修が行われた。
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