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2004/03/07
「参院選の前哨戦に勝利する」埼玉8区事務所開きで岡田幹事長
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 民主党の岡田克也幹事長は7日、埼玉県所沢市で行われた「木下あつしと新生日本をつくる会」の事務所開きに参加。公選法違反事件で逮捕、起訴された自民党の前衆議院議員の辞職に伴う衆院埼玉8区補選(4月13日告示、同25日投開票)への立候補を表明した木下厚衆議院議員の勝利を誓い合った。
 
 岡田幹事長は「本来であれば、木下さんが勝っていた選挙だ」として、先の衆議院選挙を振りかえり、「補欠選挙で勝ち直すことで、埼玉8区の有権者のみなさまの代表として国会へ臨む道を勇気をもって選択した」と木下議員の決意を高く評価。その上で「参議院選の前哨戦となる補選の勝利に向け、民主党は一丸となって戦う」と力強く表明した。
 
 木下議員は、選挙買収に関与し事情聴取された者が1000人にも及んだ今回の公選法違反事件を「所沢市始まって以来の不祥事」と糾弾。「金権選挙には怒りを覚える。あんな選挙をまだやっているのかと良識まで疑われたふるさと・所沢の汚名挽回に向け、あえて議席を返上して立候補を決意した」と述べ、政治生命をかけて戦いぬくと宣言した。
 
 事務所開きには中山義活、末松義規、細川律夫、五十嵐文彦、高山智司、中野譲の各衆議院議員、山根隆治、藤井俊男の両参議院議員のほか、本多平直埼玉県第12区総支部長、八木昭次同第11区総支部長、島田ちやこ同第3区総支部長らが応援にかけつけた。

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