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2005/10/09
パキスタン地震の発生を受けて(談話)
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民主党代表 
前原 誠司

昨日、パキスタン北東部において大地震が発生した。外務省によれば、インド、アフガニスタンの近隣国を含む広い地域に被害が及んでおり、現時点で死者は約二千名を超えるとのことである。また、被害は、今後も拡大することが予想されている。心からのお悔やみとお見舞いを申し上げる。とりわけ、この大地震で国際協力機構(JICA)パキスタン事務所の楢原覚さんと、長男の輝さんが亡くなったことは、悲しみに耐えない。負傷された妻のひろみさんが一刻も早く回復されることを願う。

 民主党は、本日「パキスタン地震支援対策本部」を立ち上げ、政府からの現地状況や支援内容などを聴取しつつ、事態の把握、必要な邦人保護対策、現地被災国に対する支援などの取り組みを開始した。

 政府は、本日、国際緊急援助隊の派遣を始めたが、民主党はこれへの協力をはじめ政府の支援活動に全面的に協力していく。また民主党としても、情報収集・提供や支援に関する提言などを含め可能な限りの支援活動を行っていく。政府は、早急に必要な支援について総括的に調整・実施する態勢づくりをするべきだ。そして、パキスタン政府や各国政府および国際機関との連携のもと、邦人保護はもとより迅速かつ適切な支援策を講じることを強く要請する。


以 上

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