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2004/04/09
円副代表らが新橋駅頭で政府の年金改革案を批判
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 民主党は9日昼、持続可能な年金制度への抜本改革を進めようとする民主党の方向性、負担増・給付削減のみを推し進めようとする政府・与党の年金改革の問題点を直接有権者に訴えるため、東京・新橋駅頭で街頭演説会を行った。
 
 マイクを握った円より子副代表は冒頭、イラクで3人の邦人が拘束された事件の解決に向け、民主党でも8日夜半、イラク邦人拘束事件対策本部を設置したことを報告し、「早急に3人の拘束を解くべく、正確な情報収集に努めるよう政府に要請する」と述べ、政府の責任追及以前に3人の安全確保に向け全力を挙げていくとの民主党の姿勢を示した。
 
 続いて登壇した古賀一成国民運動委員長は「政府の年金改革案はむこう14年間にわたる負担増と、給付カットを行おうとする、国民からすればとんでもない法案だ」と指弾。経営不振等で正社員の保険料引上げという負担増に対応できない企業は、正社員からパートやアルバイトへの切替えを行い、新たな雇用不安を生み出すことになりかねないと指摘した。さらに、5、6兆円もの年金保険料がグリーンピアに代表されるムダな施設、社会保険庁の宿舎維持費などに流用されてきた実態を指摘。「国民無視、国民不在の政治は長期政権がもたらした腐敗だ」と厳しく批判し、政権交代こそが未来を開く鍵になるとして民主党への支持を訴えた。

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