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2004/04/21
年金改悪阻止へ連合が国会行動を展開
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 政府の年金改悪法案を阻止するため、連合は21日、全国から2千人の組合員を集めて国会包囲行動を展開。国会前座り込み行動や屋外集会で勤労者の切実な要求をアピールした。民主党国会議員も多数激励に駆けつけた。

 集会で連合の笹森清会長は「政府案は国家百年の計とうそぶきながら国民に窮乏を押しつける、今までで一番ひどい、とんでもない劣悪な改悪案だ。国民の怒りを総結集し、連合はその先頭に立って、民主党など野党とともに改悪案を阻止し、安心して老後が暮らせる新しい抜本的改革に向けて闘い抜こう」と檄を飛ばした。

 民主党を代表して連帯挨拶に立った石井一副代表は、「連合の皆さんの行動はわれわれに勇気を与えてくれる。これ程の改悪案は見たことがない。こんな年金にしたのは自民党政権だ。2度も厚生大臣をやった小泉首相だ。改悪案で一番困るのは真面目なサラリーマン、働く人たち。民主党は連合案と同じような抜本的改革案を提出しているが、政府・与党は連休前に暴力的に通そうと目論んでいる。今行われている3つの補欠選挙に死に物狂いで勝つことがこの粉砕につながる。補欠選挙、そして参院選、さらには総選挙で勝利して政権交代を実現し、こんな悪政を強いる自民党政権に終わらせよう。民主党は大いに頑張るので、全国津々浦々から皆さんのご支援をお願いする」と訴えた。

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