「子ども国会」の代表者である4人の学生が28日、民主党『次の内閣』の閣議を訪れ、岡田克也幹事長に意見書を手渡した。
「子ども国会」は、180カ国のNGOと教職員組合が加わるネットワーク運動である「世界中の子どもに教育を」キャンペーンの一環として取り組まれているもの。9人の子ども実行委員による企画・運営のもと、23、24日に全国から集まった100人以上の子どもたちで世界、日本での教育の現状、理想の教育と課題等について熱心に議論し、その成果を意見書として取りまとめた。
高校3年生の女子学生から「子どもだって社会を動かしていく一員であると自覚して、私たちに何ができるか。そして政府にしてもらいたいことは何かを考え、意見書にまとめました。国会の話し合いの場でも私たちの生の声であるこの意見書を使ってください」と要請された岡田幹事長は、「しっかりと受け止めさせていただきたい」と応え、半年後に意見書に対する報告をまとめることを約束した。
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