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2004/04/28
「公聴会なし、17時間の審議での採決は問題外」野田国対委員長
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 民主党の野田佳彦国会対策委員長は28日午前、国会内で記者会見し、与党が同日の衆議院厚生労働委員会で年金関連法案の採決を強行しようとしていることについて、「公聴会も開かず、与党案についてはわずか17時間の審議時間しか消化していない段階で審議をうち切るなど認められない。全力で戦う」と語った。
 
 野田委員長はまた、23日に坂口厚労相が全閣僚の国民年金保険料納付状況の調査資料を公表すると確約しながら与党の方針で覆された問題について、その後の経過を報告。政府・与党が民主党の『次の内閣』の閣僚が同内容の資料を公表することを条件にようやく公表に同意したこと、その際の公表内容は与党の要求によって各閣僚が国会議員になって以降の納付状況に限定されたこと、などを明らかにした。
 
 政府側と民主党は同日昼、午後の衆院厚生労働委の審議が始まる前に同時に会見し、資料を発表することが確認されている。

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