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2004/05/28
岡田代表、羅鍾一駐日韓国大使と会談
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 民主党の岡田克也代表は28日、韓国大使館を訪れ、羅鍾一駐日大使と会談した。

 羅大使は、日韓関係について「現在、活発に動いている。来年には自由貿易協定を締結する準備も進んでいる。摩擦が起きるとすれば、過去の歴史解釈の問題だろう。無用な摩擦が起きないように調整していきたい」とした。岡田代表は「金大中前大統領が言われた未来志向のレールの上をうまく走っていないとすれば、主に日本側に問題があると思う」と述べ、小泉政権の対韓、対アジア外交への批判をにじませた。

 また羅大使は、日韓間の懸案の課題として在日韓国人の地方参政権の問題を取り上げ、「この問題をうまく処理していけば、韓日の新しい関係づくりに役立つ」と主張。岡田代表は、永住外国人の地方選挙権付与法案を提出するなどして実現に努力している民主党の立場を説明し、さらなる取り組みを約束した。

 最後に岡田代表は、「日韓関係はますます重要になっている。北朝鮮の問題も、協力しながら早急に解決を目指したい」とし、羅大使も「韓日関係は地域全体の平和と安定にとって重要だ」と共通認識を確認。今後も意見交換の機会を持つことで一致した。
 
 会談には、藤田幸久国際局長、古川元久同副局長、北橋健治役員室長、島聡役員室長代理も同席した。

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